【F1 インドGP】決勝、序盤から荒れ模様、タイヤ戦略にばらつき

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F1 インドGP 2013年
F1 インドGP 2013年 全 3 枚 拡大写真

レッドブルのセバスチャン・ベッテルが序盤の混乱にも関わらず、驚異的なリカバリーでトップに返り咲いて鮮やかに優勝。これによって2013年のドライバーズチャンピオンとコンストラクターズチャンピオンを決定した。インドGPでF1ワールドチャンピオンが誕生したのは初開催から3年目にして初の出来事。

レースは序盤から荒れ模様。オープニングラップでウェーバー、アロンソ、ライコネンらが接触した。さらに、今回ピレリが持ち込んだソフト側のタイヤは極端に寿命が短く、ポールポジションからスタートしたベッテルはなんと3周目にタイヤ交換を行うという展開で始まった。

レースが始まってハッキリしてきたのは、それぞれのチームで異なるタイヤ戦略を実施したこと。レース半分の30周を過ぎてもタイヤ交換を行わない者もいるなど、タイヤ戦略は極端にコントラストが分かれた。

終盤、ベッテルと1・2体制を築いていたウェーバーにマシントラブルが発生してリタイア。トップを走るベッテルにも注意が促されたが、同様のトラブルは発生しなかった。

60周のレースはベッテルが制した。2位にロズベルグ、3位のグロージャンは1ストップ戦略を成功させての入賞となった。

1 ベッテル(レッドブル) 
2 ロズベルグ(メルセデスAMG) +29.8
3 グロージャン(ロータス) +39.8
4 マッサ(フェラーリ) +41.6
5 ペレス(マクラーレン) +43.8
6 ハミルトン(メルセデスAMG) +52.4
7 ライコネン(ロータス) +67.9
8 ディレスタ(フォースインディア) +72.8
9 スーティル(フォースインディア) +74.7
10 リチャルド(トーロロッソ) +76.2

11 アロンソ(フェラーリ) +78.2
12 マルドナド(ウィリアムズ) +78.9
13 ベルニュ(トーロロッソ) +1 Lap
14 バトン(マクラーレン) +1 Lap
15 グティエレス(ザウバー) +1 Lap
16 ボッタス(ウィリアムズ) +1 Lap
17 チルトン(マルシャ) +2 Lap
18 ビアンキ(マルシャ) +2 Lap
19 ヒュルケンベルク(ザウバー) +6 Lap

リタイア ウェーバー(レッドブル) 39周
リタイア ピック(ケータハム) 35周
リタイア ヴァンデルガルデ(ケータハム) 1周

《編集部》

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