【新聞ウォッチ】三菱自、「優先株」全額処理で主要株主と合意、2000億円増資も実施へ

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三菱・アウトランダーPHEV(参考画像)
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2013年10月28日付

●日・EU車安全規準統一、16年にも、輸入手続き短縮 (読売・1面)

●自工会豊田章男会長に聞く、車文化若者へ未来へ、東京モーターショー来月22日開幕 (読売・7面)

●タイヤ、ペットボトル、発泡スチロール、石化製品値上げの兆し (読売・9面)

●自動車保険料上がったら「事故あり」なら割高に (読売・17面)

●自動運転電柱も指標、ゼンリン支援地図データ (毎日・13面)

●オートバイ、日本GP,ロレンソ7勝目 (毎日・22面)

●自作再訪、徳大寺有恒さん「間違いだらけのクルマ選び」(産経・16面)

●米8州、EV普及で協力、助成金や充電器増設、25年めど330万台へ (日経・7面)

●電動車いす、事故に注意、5年で91件目立つ誤使用(日経・46面)


ひとくちコメント

三菱自動車工業が再建のために発行していた「優先株」を全額処理することで、三菱重工業、三菱商事など主要株主と最終合意し、来年1月にも2000億円規模の公募増資に踏み切る方針を固めたという。

10月26日の日経朝刊が1面準トップで報じたほか、毎日なども追随した記事を取り上げていた。11月5日に新たな中期経営計画と合わせて発表するとしている。

記事によると、調達する2000億円を原資に優先株の大半を買い戻して消却し、残りは普通株に転換するというもの。約10年間にわたる三菱グループの金融支援はほぼ完了。16年ぶりの普通株復配も、ようやく射程距離に入ることになる。

「苦節10年」とはいうものの、最初のリコール隠し問題が発覚したのは2000年のこと。04年にも新たなリコール隠しが起こるなど「この10年余りは、いい思いをしたことは一度もなかった」(幹部社員)という。

それでも、ダイムラー・クライスラーとの資本提携を解消後は、三菱グループの手厚い支援がなければ、ここまでの再建は困難だったがことも事実。その金融支援が完了するということは、今後はフリーハンドによる生き残り戦略を模索することになる。

《福田俊之》

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