WRC ラリースペインの最終レグを45秒遅れの4番手でスタートしたフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエは、アスファルトからグラベルに変化したコースを完全に制し、劇的な勝利を手にした。
オジエの今季8勝目によりフォルクスワーゲン・モータースポーツのマニュファクチャーズ・ワールドタイトルを確定、今月の初めにフランスで獲得したオジエのドライバーズ・タイトルに続く達成となった。
「ファンタスティックな日だったよ。僕達は本当にハードにプッシュした。僕達はそれが可能かどうかわからなかった…なぜならダストが問題になると思ったからだ。しかし僕達は今朝リスクを犯すことにした。僕達は速く、僕はペースノートを100パーセント信頼していた」とオジエは語った。
オジエのチームメイトであるヤリ‐マティ・ラトバラは燃料パイプの漏れによって彼のポロRのエンジンベイが発火したが、マーシャルが素早く消火した為にラリーを続行したが、さらに最終ステージまでディファレンシャルの問題を抱えることとなったが、彼は結局オジエから32秒9遅れの2位でフィニッシュすることとなった。
地元ドライバーであるシトロエンのダニ・ソルドは母国での勝利を願ったが、サスペンションの破損によって彼の夢は消え去り、3位にはミッコ・ヒルボネンが入賞することとなった。
ラリースペインの結果
1. セバスチャン・オジエ
2. ヤリ‐マティ・ラトバラ
3. ミッコ・ヒルボネン
4. ティエリー・ヌービル
5. エフゲニー・ノビコフ
6. マッズ・オストベルグ
7. マーティン・プロコップ
8. ヘイデン・パッドン
9. アブドゥラジズ・アル‐クワリ
10. ハリ・アル‐カシミ