ゴム製品業界の特許資産規模、トップはブリヂストン…パテントリザルト

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ゴム製品業界 特許資産規模ランキング
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パテント・リザルトは、独自に分類した「ゴム製品業界」の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「ゴム製品業界 特許資産の規模ランキング」をまとめた。

ランキングは、2012年4月1日から2013年3月末までの1年間、ゴム製品関連の企業が登録した特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を使って評価。企業ごとに総合得点を集計した。

この結果、ブリヂストンが2年ぶりのトップに返り咲いた。同社の注目度の高い特許には、「金属腐食の抑制や透明性に優れ、その性能を長期間に亘って維持することが可能な太陽電池向け封止膜」や、「タイヤの劣化が生じる部分の効率的な温度低減を図り、耐久性を向上させる技術」などがある。

昨年トップだった横浜ゴムは2位。「タイヤの空気透過防止層の耐久性を向上する技術」や「空気溜まりに起因する加硫故障を改善する空気入りタイヤ」などが注目度の高い技術として挙げられる。

3位、住友ゴム工業の注目度の高い特許には「パンクしたタイヤに適正な量のパンクシール剤を注入することにより、効率よくかつ確実にシールする技術」や「タイヤのサイズに応じて剛性中子のタイヤ軸方向巾を調整可能にし、剛性中子の品種削減を図り、保管効率や保管スペース、製造コストの改善に貢献する技術」などがある。

《纐纈敏也@DAYS》

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