デンソー、ガソリン噴射事業40周年記念式典を開催

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デンソーは10月28日、同社西尾製作所において、ガソリン噴射事業40周年記念式典を開催した。

同社は1972年以来、40年以上にわたってガソリン噴射製品であるインジェクター、フューエルポンプを量産しており、現在は日本を含む10の国・地域でこれらの製品を生産している。グループ全体の累計生産数量は、2013年6月にインジェクターで9億本、フューエルポンプでは2013年1月に2億5000万台をそれぞれ達成した。

デンソーはクルマの排ガス浄化のニーズに対応するため、1960年代前半にガソリンエンジン用噴射装置の研究を開始。その後、燃料噴射をより細かく制御できる電子制御式ガソリン噴射装置の開発に取り組み、1972年から同装置の生産を本格的に開始した。

インジェクターとフューエルポンプについても、同年に量産を開始し、その後、排ガス規制の強化と燃費向上ニーズに対応するため、製品の高性能化と小型・軽量化に取り組んできた。

1983年には、当時では世界最高の静粛性を実現したフューエルポンプの量産に成功し、車室内の快適性向上に貢献。また、1999年には12個の噴射口を持つインジェクターを世界で初めて量産した。加えて、直噴エンジン用の高圧インジェクターと高圧ポンプの量産・供給も1996年から行っており、2010年には世界最高レベルの噴霧微粒化を実現したインジェクターと、世界最高レベルの圧力を実現したポンプの量産を開始した。

《纐纈敏也@DAYS》

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