出光興産、インド工場が本格稼働、自社工場製造潤滑油を日系二輪・四輪車ディーラーへの供給を開始

自動車 ビジネス 企業動向
工場事務所外観
工場事務所外観 全 2 枚 拡大写真

出光興産は、インド子会社の出光ルブインドで潤滑油工場が完成し、10月30日から日系二輪・四輪車ディーラーへ純正油の販売を開始したと発表した。

インド国内での潤滑油需要は、モータリゼーションに伴う日系二輪・四輪車メーカーの進出によって増加しており、中国・米国に次いで世界3位となっている。

インドは、2021年度に、二輪車2300万台、四輪車1100万台にまで生産台数が増加することが予測され、インドの潤滑油需要も現在の1.5倍以上に拡大する見込み。

今後、特に需要の増加が見込まれる二輪・四輪車用エンジンオイルの製造と高機能潤滑油供給に対応するため、これまで純正油技術供与契約で製造していた製品を、新設したインドの日系潤滑油ブレンド工場で製造し、日系二輪・四輪車ディーラー向けに純正油を供給する。

同社では、自社工場建設による自社製品の製造から物流・販売までの独自のネットワークを構築したことで、きめ細かいサービスを提供する。これを機に、インド国内での潤滑油販売を強化し、2018年には販売数量を年間7万キロリットル、売上高110億ルピー(約200億円)を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  3. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る