エムアールティー、マレーシアに農業R&Dセンター設立へ…北部回廊経済地域に合弁で

エマージング・マーケット 東南アジア
エム・アール・ティー・ジャパン Webサイト
エム・アール・ティー・ジャパン Webサイト 全 1 枚 拡大写真

生鮮野菜の生産・流通を手掛けるエム・アール・ティー・ジャパン(本社・愛知県)とマレーシア企業のJPBアジア・パシフィックによる合弁企業JPB-MRTリソーシズは、北部回廊経済地域(NCER)に研究開発(R&D)センターなどを建設する。

ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。両社は29日、覚書の締結式を行っている。

締結式に臨席したNCERの推進母体、北部回廊実行庁(NCIA)のレザ・ラフィク最高責任者によると、プロジェクトは第4期にわけて行われる。向こう3年の投資額は6,000万リンギ。R&Dセンターの他、30棟の温室栽培施設や集荷・加工・包装センターが建設される。温室販売施設はペナン州タセク・ゲルゴーのアラクダに設立される。

第1期ではR&Dセンターと5棟の温室栽培施設が建設され、第2、3期では、25棟の温室栽培施設が建設される。第4期では集荷・加工・包装センターを建設し、750万リンギを投じて国内の若者の人材育成を行う。温室では輸出市場向けのメロンやカボチャを生産する。

JPB-MRTリソーシズには、エム・アール・ティー・ジャパンが49%、マレーシア企業のJPBアジア・パシフィックが51%出資している。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  6. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  7. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
  8. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  9. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  10. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る