マツダ、通期純利益1000億円に上方修正

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マツダ 新型 アクセラ
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マツダは10月31日に2014年3月期の連結業績予想を上方修正して発表した。SKYACTIV技術搭載車の販売増などにより、純利益は期初時点より300億円多い1000億円(前期比2.9倍)に修正した。

世界販売計画は8%増の133万5000台という期初計画を据え置いたが、『アテンザ』(海外ではMAZDA3)などSKYACTIV技術を搭載し、収益力も高いモデルの販売増効果を織り込んだ。為替も期初の1ドル90円を通期では同97円に見直し、営業利益段階では900億円の増益効果を見込んだ。営業利益は400億円上方修正の1600億円(3倍)の予想としている。

東京で会見した小飼雅道社長は、「下期はアクセラを主要市場に順次投入してSKYACTIV車の比率を通期では50%に高め、業績見通しの達成を図りたい。同時に(第4四半期での)メキシコ新工場の立ち上げなど構造改革プランも着実に進めたい」と述べた。

《池原照雄》

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