BMW M5 対メルセデスE63 AMG、オーバー575psセダンが対決[動画]

モータースポーツ/エンタメ 出版物
メルセデスE63AMGとBMW M5 を徹底比較した米『モータートレンド』
メルセデスE63AMGとBMW M5 を徹底比較した米『モータートレンド』 全 1 枚 拡大写真

BMW『5シリーズ』とメルセデスベンツ『Eクラス』。両車の頂点に立つ高性能モデル、BMW『M5』とメルセデスベンツ『E63AMG』の比較映像が、ネット上で公開されている。

この映像は10月23日、米国の有力自動車メディア、『モータートレンド』が公式映像を通じて配信したもの。BMW『M5コンペティション』とメルセデスベンツ『E63AMG S』を徹底比較した。

M5コンペティションパッケージは、2013年5月に新設定。BMW M社がチューニングした直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、通常では最大出力560ps/6000-7000rpm、最大トルク69.3kgm/1500-5750rpm。コンペティションパッケージでは、最大出力が15ps引き上げられ、575psを獲得する。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「M DCT」。コンペティションパッケージでは、0-100km/h加速4.1秒と、0.1秒の短縮を可能にする。0-200km/h加速は0.2秒の短縮。足回りは、ダンパーとスプリングを専用チューン。スタビライザーやブッシュも強化された。車高は10mmローダウン。「アクティブMディファレンシャル」にも、専用チューンが施される。

一方、メルセデスベンツは2013年1月、E63AMGの大幅改良を機に、「S-モデル」を用意。従来の「AMGパフォーマンス」パッケージに代わる仕様だ。排気量5461ccのV型8気筒ツインターボエンジンには、コンピューターなどに専用チューンが施され、最大出力585ps/5500rpm、最大トルク81.6kgm/1750-5000rpmを発生。標準仕様のE63AMGに対して、28ps、8.2kgmパワフル。

またS-モデルの駆動方式は、標準仕様のFRは用意されず、4WDの「4マチック」の最新世代版とのみ、組み合わせられる。この最新4マチックにもAMG専用チューンが施され、前後の駆動力配分は33対67を基本とする。トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCT 7。S-モデルは0‐100km/h加速を3.6秒で駆け抜け、最高速は250km/h(リミッター作動)に到達する。0‐100km/h加速は、通常のFR仕様よりも0.6秒、通常の4マチック仕様に対しては0.1秒速い。

まさに、世界最高峰の高性能セダンといえる両車。17分近い徹底比較映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る