国土交通省は11月1日、「電気自動車による地域交通グリーン化事業」を推進する事業者の公募を始めた。自動車運送事業者などによる電気自動車(EV)の導入を支援することで、環境性能に優れたEVの普及を目指す。
支援対象は三大都市圏や観光地、環境未来都市などの地域におけるバス・タクシー・トラック事業としているが、他の地域や事業へのEVの普及を誘発するような「先駆的事業」であることが条件。事業者の連携によるEVの集中的投入、あるいは地域連携や異業種連携による総合的事業の実施などが想定されている。
支援対象として認定された場合、プラグインハイブリッド車を含むEVとこれに付随する充電設備の導入に対し、導入費用の一部が補助される。補助率は電気バスが2分の1、電気タクシー・トラックが3分の1。ただし補助対象となるのは事業用のEVに限られる。公募期間は11月29日まで(必着)。