第8回クラシックカーフェスティバル in 桐生…地元に根付いたイベントに2万人以上

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ホンダコレクションホールより2台のF1が展示された
ホンダコレクションホールより2台のF1が展示された 全 12 枚 拡大写真

11月3日、群馬大学理工学部桐生キャンパス(群馬県桐生市)において、第8回クラシックカーフェスティバル in 桐生が開催された。主催はクラシックカーフェスティバル in 桐生実行委員会。

群馬大学理工学部桐生キャンパスにて行われたこのイベントは、1975年までに生産されたクルマであれば日本車、輸入車問わず参加でき、今年は300台弱がエントリー。会場には国別に分けられたエントリー車が展示され、来場者の目を楽しませていた。

今年最大の特徴は、ホンダコレクションホールから2台のF1マシンが展示されたことだ。昨年はトヨタ博物館からブガッティT57とトヨダAA型が展示されるなど、各メーカーが協力を惜しまない姿勢を見せていることも、他のイベントにはない特徴であろう。

また、子供や若い人からお年寄りまで、皆に楽しんでもらおうという趣旨から、子供のお絵かき大会、バグパイプの生演奏などから、フードコートも充実。終始にぎやかな雰囲気であった。

このようにさまざまな工夫やイベントの特徴からか、毎年多くの来場者が詰めかけ、今年は2万人を大幅に上回る結果となり、地元に根付いたイベントになっていた。

主催者は、「以前は小さなイベントとして開催していたが、諸事情により開催を取り止めていた。しかし、再開したいと群馬大学に相談したところ、地域に開かれた大学を目指していることから、協力してもらえることとなり、今回で8回目を迎えることになった」と話す。また、「色々な商売をしている協力者が多数おり、例えば会場の多くの場所に設置されているごみ箱も、段ボールを製造している仲間が、自分のところで用意できるからと作ってくれた」と語り、多くの協力者とともに手作りでイベントを開催していることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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