ホンダは11月7日、『スーパーカブ50プロ』などの前輪ブレーキケーブルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『スーパーカブ50プロ』『スーパーカブ50MD(郵政カブ)』『スーパーカブ110プロ』『スーパーカブ110MD(郵政カブ)』『クロスカブ110』の5車種で、2012年6月7日~2013年9月4日に製造された2万2898台。
前輪ブレーキにおいて、ケーブルエンドへのインナワイヤ鋳込み位置が不適切なため、坂道などの駐停車時に使用するパーキングレバーの操作を繰返し行うと、ケーブルエンドが破損し、前輪ブレーキが利かなくなるおそれがある。
全車両、前輪用ブレーキケーブルを良品と交換する。
不具合発生件数は3件で、市場からの情報により発見した。
事故は起きていない。