トヨタ豊田社長、過去最高に迫る業績見通し「感謝がまず先にたつ」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車 豊田章男社長
トヨタ自動車 豊田章男社長 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は11月7日、都内で開いた会見後、報道陣の囲み取材に応じ、2013年度の業績が過去最高益に迫る見通しになったことについて「感謝がまず先にたつ」との考えを示した。

豊田社長は「従業員の頑張り、そして仕入れ先、販売店、地域社会も、この大変な4年間応援頂いたので、そういう方々に対する感謝がまず先にたつと思う」と語った。

好業績に対する従業員への還元については「業績が伸びた企業であれば、まず税金を払うことで社会に貢献するのは当然のこと。そしてそれを頑張った従業員に報酬という形で出すことを検討するのも経営者として当然のこと」と説明。

「自動車産業の場合、非常に裾野が広い。完成車メーカーの賃上げが中小企業に対してどう影響を与えるのかを同時に検討していかないといけない」とも指摘した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
  2. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  3. かつてのテラノ…日産『パスファインダー』改良新型、これが最終デザインだ! 新エンジン導入も?
  4. いすゞ細井社長、「1年1年積み上げていけば収益は出てくる体制になっている」
  5. レクサス『RX』米2026年モデルに「アピアランスパッケージ」新設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る