【東京モーターショー13】日産、 市販するEV「ブレードグライダー」発表

自動車 ニューモデル モーターショー
日産 ブレイドグライダー
日産 ブレイドグライダー 全 4 枚 拡大写真

日産自動車は11月8日、東京モーターショー2013の出展概要を発表した。最も注目を集めそうなのが世界初公開となるEV(電気自動車)のコンセプトカー『ブレードグライダー』だ。

グライダーと3角翼という航空力学に着目した斬新なスポーティーEVであり、開発を担当する先行商品企画部の成田剛史氏は「時期は申し上げられないが、市販を計画している」と明言した。車体は3角翼そのもので、中央に配置された運転席と後席2座席の計3シーターのレイアウト。

全長は4.2mとコンパクトであり、前輪部分の全幅は1m。だが後輪部分の全幅は3ナンバーサイズの1.89mと広く、安定感が伝わるってくる。後輪にモーターを組み込むインホイール式の後輪駆動を採用している。モーター出力等の動力性能についてはまだ公表していない。

成田氏は「路面に吸着するようなダウンフォースや極限まで低減した空気抵抗などにより、異次元の運動性能と省電費(=エネルギー効率)が両立できる。日産ブランドと、ゼロエミッションのリーダーシップをより強固なものにするモデルとしたい」とアピールしている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る