NASCARは11月8日、ドライバーのマーク・マーティンが次週にホームステッド‐マイアミ・スピードウェイで行われるシーズン最終戦を最後に、NASCARでのドライバーとしてのキャリアを終了する意志を表明と発表した。
現在54才のマーティンは8月より足の骨折で出場を停止しているトニー・スチュアートに代わり、彼のNo.14の車を運転している。
「私はこれまで本当にハードに働き、それを誇りとする。NASCAR引退は私にとって新しいスタートとなる」とマーティンは語った。
マーティンは1981年にスタートした彼のキャリアにおいて、プレミアムシリーズで40勝を上げている。彼は2009年にヘンドリック・モータースポーツにおいて5勝を獲得し、最終ポイントスタンディングで2位を獲得した。
マーティンはSHRのメンバーであるダニカ・パトリックのコーチとしての役職も期待されているようだが、彼は「ダニカに運転コーチは必要無い。彼女はすでに驚くべき仕事をしている。しかしもし私達が彼女により速い車を提供すれば、彼女は彼女のポテンシャルを極めるだろう」と語った。