11月11日、横浜にある日産グローバル本社ギャラリーにて、新型『スカイライン』の発表会が行われた。
発表会場には、ボーズ社の世界初の技術「アドバンスド・ステージング・テクノロジー(AST)」が採用されたサラウンドシステム搭載の新型『スカイライン』が展示され、来場者が実際にその音色を体験し、驚きの声を上げていた。
そのシステムついてボーズ・オートモーティブマーケティング コミュニケーション マネージャーの別府真由美氏は「このシステムでは、奏者の音をクリアに聞くことができるので、ボーカル、ギター、ドラムそれぞれがどこで演奏しているかを音を聞くだけでイメージすることができます。また、音場と呼ばれる、ライブの特等席に座っているような音の広がり感を体験していただくことができます」と述べた。
「AST」以外にも、新型スカイラインには走行ノイズによってかき消された音を車内のマイクによって捕捉し、アンプでリアルタイムで補正する「AUDIOPILOT2」と呼ばれるシステムや、「アクティブ・サウンド・マネジメント」と呼ばれる、車内の不快なエンジンノイズだけを軽減し望ましいエンジン音を引き立てるシステムも搭載されている。
新型『スカイライン』の音に関して別府さんは「ボーズとしては、商品設計部門と開発の初期段階から一緒に取り組んできました。中高音域のスピーカーを、通常では3つのところ5つ使い、ツイーター、ウーファーにより、ライブ演奏を聞いているような前方から迫り来る音を体験していただけます」と語った。