商船三井、運航船がソマリア沖で海賊に襲撃される事例を想定した海難対応訓練を実施

船舶 企業動向
重大海難対策本部の様子
重大海難対策本部の様子 全 2 枚 拡大写真

商船三井は、重大海難事故に備えた緊急対応訓練の一環として、海上保安庁のアドバイスを受け、同社グループの船舶管理会社が管理する同社運航の自動車船が、ソマリア沖で海賊に襲撃される事例を想定した海難対応訓練を実施した。

訓練は、商船三井グループ企業理念「安全運航を徹底し、海洋・地球環境の保全に努める」に基づく緊急対応体制を整備するとともに、運航船が、海賊に襲撃された場合の必要な対応と情報の伝達が、的確、円滑に行えることを確認するため実施する。

訓練は、「インド洋を航行中の自動車船において、主機からの燃料油漏洩が発生したため、船は直ちに主機関を停止し、修理作業を開始したが、修理作業中に海賊の襲撃を受けた」との想定で訓練を実施した。

船から「海賊に襲撃された」との緊急連絡を受けて、同社内に、重大海難対策本部を設置、関係者間での情報収集・伝達などの初期対応、船への指示、模擬記者会見などを実施した。

同社では、今回の訓練で培ったノウハウをグループ全体で共有することにより、万一に備えた強固な緊急対応体制を整備していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る