太田国交相、JR北海道に立入検査指示…データ改ざん疑いで

鉄道 行政

太田昭宏国土交通大臣は11月12日の閣議後会見で、JR北海道がレールの検査データを改ざんしていた疑いがあるとの報道を受け、11月11日夜からJR北海道本社に立入検査を行っていることを明らかにした。

太田国交相は「事実であれば誠に遺憾で、鉄道事業者としてはあってはならないこと」と述べ、11日に北海道運輸局に対し、JR北海道へ立入検査を行うよう指示したことを明らかにした。

国交相は「(改ざんが指摘された)現地にも行って、報告された数字との確認作業をすることがまず大事なこと。直さなければならない事態であれば、その日のうちに直すことが重要だ」と述べ、利用者が安心して乗れる信頼感を得ることが重要との考えを示した。

立入検査は12日以降も続けられており、「事実関係を把握したうえで適切な対応をしたい」と述べ、改めて特別監査を行うことも含めて今後判断していく考えを示した。

《レスポンス編集部》

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