ZMP、単眼カメラによる歩行者・車両検出実験キットの販売を開始

自動車 ビジネス 企業動向
歩行者検出の例
歩行者検出の例 全 4 枚 拡大写真

ZMPは11月13日、単眼カメラによる歩行者・車両検出実験キット「RoboVision Single 実験キット」の販売を開始した。

自動運転や先進運転支援システムにおいては、歩行者や先行する車両の検出が重要であり、単眼カメラによるオブジェクト検出の代表的な手法として、HOG(Histograms of Orientied Gradients)特徴量抽出、機械学習の手法の一つであるサポートベクターマシン(SVM、Support Vector Machine)によるしきい値学習がある。

新製品は学習段階においては、まず撮影した画像からトレーニングデータを作成。HOG特徴量を算出し、SVMを構築する。検出段階では、汎用的な開発環境である高性能グラフィックプロセッサ(GPU)を用いることで、リアルタイムに歩行者・車両の検出を行う。

新製品は、単眼カメラ、高性能グラフィックプロセッサ(GPU)、および学習と検出を行うアプリケーションで構成。プログラミングの必要はなく、単眼カメラによる歩行者や車両の検出など、先進運転支援システムの開発に即時活用することができる。

価格はエントリー向けGPUを用いた「RoboVision Single 実験キットLite」が34万6500円、ハイエンドGPUを用いた「RoboVision Single 実験キット」が49万8750円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る