ジャパン・ハラール・フードプロジェクト始動、日本食ビジネスのインドネシア進出をサポート

エマージング・マーケット 東南アジア
ジャパン・ハラール・フードプロジェクト(webサイト)
ジャパン・ハラール・フードプロジェクト(webサイト) 全 2 枚 拡大写真
ファーストは、経済産業省クール・ジャパン戦略推進事業として採択された「ジャパン・ハラール・フードプロジェクト」を始動した。

インドネシアは、人口2億3000万人のうち、7割以上がイスラム教徒。ハラールフードとは、イスラム教の教えに則った食品を指す。現在、インドネシアでは、すべての輸入食品について、ハラールの認証が必要となっている。

同プロジェクトでは、ファーストが事業者となり、日本・インドネシアでの食市場、ハラール等の分野での専門家により企業コンソーシアムを形成し、実施・運営。インドネシアでの日本食の普及、食産業の進出・拡大を目的に、日本、インドネシア両国にてBtoB、BtoCイベントを実施する。

日本では、第一弾として2013年12月にセミナー、2014年3月に商談会を実施。12月4日開催のセミナーは、「インドネシア市場食品輸出・進出セミナー」と題し、イオン・インドネシア、敷島製パンをはじめとする現地進出企業を講師として招き、実践的な内容でインドネシア進出のノウハウを紹介する。

また商談会は2014年3月4日~5日の2日間、現地食品輸入卸、大型小売店、外食チェーン店など、有力バイヤー約20社を招聘し、日本企業とのビジネスマッチングを開催する。また、参加企業に対し、ハラール認証サポートを実施。国内認証団体と提携し、ハラール取得に関する各種相談、可能性診断等のサービスを提供する。

さらに、インドネシア現地では、インドネシア語の日本食専門サイト「Cooking Japan」を12月2日より開設。3か月で20万アクセスを見込んでおり、レシピ、投稿ページ、日本食文化、調理器具、レストラン情報等、食にまつわるあらゆる情報発信を行う。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. アウディが新型コンパクトカーを開発中!? エントリーレベルの『A1』と『Q2』後継モデルはBEVに
  6. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  7. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  8. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  9. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  10. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る