10月のロシア新車販売、8%減…トヨタは新型 RAV4 効果で9%増

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ RAV4 新型
トヨタ RAV4 新型 全 7 枚 拡大写真

欧州ビジネス評議会(AEB)は11月11日、10月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、23万4481台。前年同月比は8%減と、8か月連続で前年実績を下回った。

ブランド別トップは引き続き、ロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。10月は3万7484台を売り上げたものの、前年同月比は25%減と、8か月連続で前年実績を割り込む。販売の主力は『Granta』で、前年同月比6%減の1万3357台。

9月の3位から、10月は2位に上昇したルノー。10月は、前年同月比9%増の1万8143台と、4か月連続のプラス。新型を投入した『ダスター』が、前年同月比16%増の7737台と引き続き伸びた。

3位は韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズで、9月の2位から後退。1万7609台を販売し、前年同月比は5%増と、3か月連続で増加した。コンパクトカーの新型『リオ』が、前年同月比2%増の8155台と、3か月連続で増加。

ヒュンダイモーターは引き続き4位。その販売台数は1万5834台で、前年同月比は8%増と、5か月連続で前年実績を上回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比1%減の9738台と、6か月ぶりに減少。

5位は、9月同様、GMのシボレー。その販売台数は1万4576台にとどまり、前年同月比は22%減と11か月連続の前年割れ。SUVの『ニーバ』が13%減の4490台と、6か月連続のマイナス。小型セダンの『クルーズ』は、35%減の3808台と2か月連続で減少。

6位のトヨタは、1万2831台を販売。前年同月比は9%増と、2か月連続の前年実績超え。『RAV4』が62%増の3155台と、引き続き好調。『カムリ』は前年同月比35%減の1935台と、3か月連続のマイナス。

7位のフォルクスワーゲンは、1万2625台を販売。前年同月比は11%減と、8か月連続で前年実績を下回った。主力の『ポロ』が6309台を売り上げ、前年同月比は2%増と、4か月連続で前年実績を上回っている。

日産は9月の6位から、10月は8位に後退。10月は1万2228台を販売し、前年同月比は1%減と、2か月ぶりの前年割れ。『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)が、前年同月比34%増の3163台と牽引役を果たす。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る