アウディ S3 新型と名車 スポーツクワトロ、サンレモを疾走…共通点は300ps[動画]

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新型アウディS3と1983年式アウディスポーツクワトロ
新型アウディS3と1983年式アウディスポーツクワトロ 全 1 枚 拡大写真

アウディの主力車種、新型『A3』シリーズの頂点に立つ、新型『S3』。同車が、アウディの往年のWRC(世界ラリー選手権)のホモロゲーションモデルとともに、高性能ぶりを披露する映像が、ネット上で公開されている。

新型アウディS3は2012年9月、パリモーターショー12で発表。新型S3のエンジンは、先代同様、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」のハイチューン版。ただし、先代よりもパワフルになっており、最大出力は300ps/5500rpm、最大トルクは38.7kgm/1800-5500rpmを引き出す。

この数値は、先代比で35ps、3kgmの上乗せ。新型S3のトランスミッションは、6速MTまたは6速デュアルクラッチのSトロニック。駆動方式は、アウディ独自のフルタイム4WDのクワトロだ。車両重量は1395kgと、先代比で60kgの軽量化が図られた。

300psの大台に乗せたパワフルなエンジンを得た新型S3は、0‐100km/h加速5.1秒(6速MTは5.4秒)、最高速は250km/h(リミッター作動)の優れたパフォーマンスを実現。それでいて、欧州複合モード燃費は14.5km/リットル(6速MTは14.3km/リットル)、CO2排出量は159g/km(6速MTは162g/km)と、環境性能も良好なレベルにある。

11月11日、アウディが公式サイトを通じて配信した映像には、1983年に発表されたWRCのホモロゲーションモデル、アウディ『スポーツクワトロ』(最大出力306ps)が登場。ともに最大出力300ps台の両車が、イタリアのサンレモラリーの舞台を駆け抜けている。

《森脇稔》

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