11月15日、ホームステッド‐マイアミ・スピードウェイで行われたNASCARスプリントカップ・チェイス 最終戦の予選で、トヨタのマット・ケンゼスがポールポジションを獲得した。
1.5マイルのスピードウェイで177.667マイル/時のスピードを記録したケンゼスにとって、これは今季3度目のポール獲得であり、ホームステッドでは初めて、彼のキャリアにおいては11度目となった。
ポイントスタンディングでトップを走るジョンソンに28ポイントの差をつけられてこのレースに挑むケンゼスは、予選7位となったジョンソンより6ポジション前方から日曜日のレースをスタートすることとなる。
「僕達にできる全てのことはNo.20(ケンゼスの車)をコントロールすることだ。僕のチームは今日、素晴らしい仕事をした。望むことならレースで前方を走り、勝利する機会をつかみたい。できるだけ上位でフィニッシュして、彼等がいかなる種類のトラブルに見舞われたとしたら、僕達はそれを最高に活用したいね」とケンゼスは語った。
一方で予選で遅れをとったジョンソンは、ポイントで優位に立っている現状を考慮して、レースをフィニッシュすることを最重要課題に挙げている。
「素晴らしいポジションに居るのは確かだ。28ポイント差というのは大きな数字なので心地はいいけれど、それは何も保証してはくれない。僕は日曜日に400マイルの全てを走りきらなければならないんだ」とジョンソンは語った。