ホームステッド‐マイアミ・スピードウェイで行われているNASCARスプリントカップ・チェイスの最終戦。2つの最終プラクティスの両方で、ジョー・ギブス・レーシングのトヨタを運転するマット・ケンゼスが最速タイムを記録し、17日の決勝に勢いを維持したことを公表した。
15日に行われた予選でポールポジションを獲得したケンゼスは、最後から2番目のプラクティスで173.700マイル/時のトップスピードを見せ、さらに最終プラクティスでも171.980マイル/時のスピードを叩き出した。
しかし2位以下に28ポイントの差をつけてこのレースに挑むシリーズリーダーのジミー・ジョンソンは、最後から2番目のプラクティスでは15位と振るわなかったものの、最終プラクティスではケンゼスに続く171.647マイル/時の2番手の速さを見せた。
ポイントスタンディングでトップを行くジョンソンから34ポイント差の3位に位置し、計算上ではまだ優勝のチャンスを残しているケビン・ハーヴィックは両方のプラクティスで共に5位だった。