ボーイング、ボンバルディアのビジネスジェットを海洋監視航空機プログラムの為に選択

航空 企業動向
MSAプログラムの基盤として選択されたチャレンジャー605ビジネスジェット機
MSAプログラムの基盤として選択されたチャレンジャー605ビジネスジェット機 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは11月18日、ボンバルディアの『チャレンジャー605ビジネスジェット』を、ボーイングの証明された『P-8A』ミッションシステムをベースとした機能的で低リスクの海洋監視システムを提供する、海洋監視航空機(MSA)プログラムの基盤として選択したことを発表した。

「チャレンジャー605は、MSAのミッションシステムやセンサー、通信装置をホストするプラットフォームとして最適である。それはまたパワーと積載容量、レンジとスピード、そして耐久性を提供し、我々の顧客達が対海賊や沿岸及び国境の安全、長距離の探索や救助といったミッションに必要とする機能を与えるものである」とボーイングの機動性・監視&交戦の副社長兼常務取締役であるティム・ピータース氏は語った。

ボーイングのチームメイトであるフィールド・エイビエーションが、チャレンジャー605の構造と航空機システムをMSAの設定に改良する。フィールド・エイビエーションは現在、ボーイングが所有するチャレンジャー604ジェットをMSAのデモンストレーションを行う航空機として改良し、それはミッションシステムの地上及び飛行テストを行い、2014年に可能性のある顧客に紹介されることとなる。

MSAはP-8Aポセイドンの為の開発を行った、ボーイングのNG737商用航空機をベースとした、米海軍の最新対潜水艦戦闘や対海上戦闘、情報や監視、偵察システムといった証明されたテクノロジーを合同させるものである。

《河村兵衛》

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