【東京モーターショー13】スズキ 本田副社長「HVをコンパクトカーに合ったシステムとコストでお届けする」
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その技術とは、1つは低燃費と省資源の技術、2つめは安全と通信の技術、3つめはユーザーの生活に感動を与えるデザインとパッケージングの技術とした上で、本田副社長は次のように語る。
「スズキはガソリン車トップの1リットルあたり35kmの低燃費性能を持つ『アルトエコ』を昨日発表しました。スズキは消費エネルギーの削減こそが車の永続性の基本と考え、内燃機関の熱効率の向上に徹底して取り組んでいきます」
そしてさらに高まる低燃費への要求に対し、電動化技術を加えたハイブリッド技術にも取り組んでいくとし、「スズキはリチウムイオン電池を使ったエネルギー回生技術を量産化しており、すでに電動化を始めています。今後はこれをさらに発展させていきます。スズキはハイブリッドを、コンパクトカーにあったシステムとコストでお客様にお届けします」と述べた。
また本田副社長は、軽量化にもふれた。「スズキは重量1トンに満たない車において、70kg、90kgの軽量化技術をすでに達成しています。さらに磨きをかけて体系化し、これから数年の間に開発する車に順次、プラットフォームとして実現してまいります」
《嶽宮 三郎》