日本クライメイト、マツダ車向け空調を生産へ…合弁企業JCSマレーシアを設立

エマージング・マーケット 東南アジア

日本クライメイト・システムズ(JCS、本社・広島)は19日、北部回廊経済地域(NCER)においてマツダ車向けの空調、温調設備を生産するためザダコープと合弁企業に関する契約を締結した。

合弁企業名はJCSマレーシアで、JCSが40%、ザダコープが60%出資する。
工場はケダ州クリムに建設される。来年第1四半期の運転開始が見込まれている。向こう3-5年をかけて5,000万リンギが投じられる。マツダ車向けの部品の製造を行うが、将来的にはその他のメーカーや輸出市場向けの部品の製造も行う計画だ。

契約の締結式に臨席したNCERの推進母体、北部回廊実行庁(NCIA)のレザ・ラフィク最高責任者は、NCERにJCSが参入したことで、日本のベンダーからの投資が舞い込むと見込んでいると明らかにした。NCERを自動車産業のロジスティクス・ハブとする計画があることを明らかにした上で、これまでマツダやナザ、イノコム、プジョー、起亜、BMWなど13の自動車ブランドが拠点を置いていると述べた。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  6. VW、自信を取り戻した欧州の巨人…IAAモビリティ2025
  7. トヨタ、新プロジェクト予告…センチュリーやダイハツなど5ブランドが参画
  8. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  9. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  10. まずは街で最適解を出す! ダンパー減衰の基礎と“曲がる・止まる”が変わる実践チューニング~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る