エアバスは11月20日、同社の企業基金とエミレーツ航空、アクション・アゲインスト・ハンガー(ACF)が、次の数年間にエミレーツ航空の『A380』が、国連人道主義的レスポンス・ディーポ(UNHRD)に人道的援助の輸送を行うパートナーシップを結んだことを発表した。
エアバス企業基金は2009年以来、ACFと協業しており、10月29日に最初の慈善飛行がACFの飢餓と戦うキャンペーンをサポートする為に31トンの積荷を運び、今後それらの物資は最も必要とする地域に配給される。この輸送はドイツのハンブルグから4800km以上の距離を旅して、ドバイにある国連人道主義的施設に貯蔵された。食料バーは栄養失調に苦しむ5才以下の子供達の為に使用される。
エミレーツ航空の社長であるティム・クラーク氏は、「エミレーツ航空とエアバスの関係は26年以上前から始まり、そして今日世界中の人々を助けるためにその関係を広げた。我々はエアバス企業基金とACFと共に働き、人道的貨物を必要とされる地域や人々に送る運動を促進することを誇りとしている。このパートナーシップを通じて、年間に最高4機のエミレーツ航空A380がUNHRDの為の援助物資と共にドバイに到着することとなるだろう」と語った。