ブリヂストン、非空気入りタイヤが第2世代へ進化…耐久性と走行性能向上

自動車 ビジネス 企業動向
ブリヂストン・エアフリーコンセプト(非空気入りタイヤ)
ブリヂストン・エアフリーコンセプト(非空気入りタイヤ) 全 2 枚 拡大写真

ブリヂストンは11月21日、タイヤ環境技術「エアフリーコンセプト(非空気入りタイヤ)」の耐荷重性、走行性能及び低転がり抵抗性能の向上に成功したと発表した。

エアフリーコンセプトは、タイヤ側面に張り巡らせた特殊形状スポークが荷重を支えることで、空気の充てんを不要とする、ブリヂストン独自のタイヤ技術。

今回、特殊形状スポーク部の材質に、高強度かつ柔軟性に優れた高機能樹脂を採用。またスポーク部の設計には、タイヤ内部の応力やひずみを低減させるために、FEM(有限要素法)シミュレーションを活用することで、形状をこれまでよりも最適化した。これにより、耐荷重性および走行性能を向上。超小型モビリティを用いた高速走行(最高速度60km/h)も可能となった。

また、新たな材料を採用するとともに、タイヤの構造面をシンプルにしたことで、エネルギーロスの大幅低減に成功。これにより、空気を用いないタイヤながら、同社の空気入り低燃費タイヤと同等の低転がり抵抗性能を達成した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る