NTN、超低フリクションハブベアリングを開発…車両燃費改善に貢献

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NTN・超低フリクションハブベアリング
NTN・超低フリクションハブベアリング 全 2 枚 拡大写真

NTNは11月22日、自動車の低燃費化などに貢献する「超低フリクションハブベアリング」を開発したと発表した。

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NTNは、2009年に長寿命かつ高剛性で、軸受の内部諸元の最適化、最適形状シールの採用により、耐泥水性を損なうことなく回転フリクションを15%低減した低フリクションハブベアリングを開発し、市場展開してきた。

今回、封入グリースの増ちょう剤の工夫と、基油粘度の見直しにより、回転時のグリース攪拌抵抗を大幅に低減することに成功した。また、シールに特殊表面処理を施し、リップ摺動面に微小な凹凸形状を配置。軸受回転輪との接触面積を減らし、リップ面専用に開発した低粘度グリースを塗布することによって、シール接触部の摩擦抵抗を低減した。これらによって、従来品に対して33%の回転フリクション低減と、約0.28%の燃費改善を実現する。

《纐纈敏也@DAYS》

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