ボーイング、オーストラリア空軍にC-17貨物室トレーナーを納入

航空 企業動向
C-17貨物室トレーナー
C-17貨物室トレーナー 全 1 枚 拡大写真

オーストラリア空軍(RAAF)は、搭載管理の訓練をオーストラリア国内で完了する効果的な手段として、ボーイングが製造するフルスケールの『C-17グローブマスターIII』の貨物室トレーナー(CCT)を受領した。

CCTはRAAFのアンバーリー基地で運用されているC-17の胴体部を完全コピーしたレプリカである。それは昼間と夜間の運用や搭載管理者の積載状態、航空医学的な避難や航空医学的専門家の訓練を現実的にシミュレートする。

アンバーリーの施設はまたクラスルームや積載車両、シミュレートされた貨物や他の訓練に役立つものを含んでいる。それは3番目の運用可能なボーイングC-17 CCTで、他の2つは米国のアルタス空軍基地に所在している。

「C-17プログラムはオーストラリアに十分なキャパシティをもたらし、このCCTはそのプログラムの最終構成要素を代表している。それはRAAFに重要な価値を加え、オーストラリアのパイロットや搭載管理者を訓練する機能を提供する」とエア8000プログラムの管理者であるGPCAPTワレン・ビショップ氏は語った。

RAAFは世界中の軍隊や人道的な援助、平和維持ミッションをサポートする、ボーイングの製造した6機のC-17を運用している。

《河村兵衛》

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