ニュルブルクリンクサーキットのタイムアタックで7分8秒679秒を記録した、『GT-R NISMO』のNISMO専用オプションパック装着車。ニュルアタック車の印象について、レーシングドライバーの田中哲也選手は「凄く速いけれど扱いやすい」とコメントした。
これは、千葉県にある袖ヶ浦フォレストレースウェイでおこなわれた『GT-R NISMO』の試乗会において、田中選手のドライブによるニュルアタック車の同乗試乗においてコメントしたもの。
田中選手「僕が感じた印象は全体的にピーキではなく、サスペンションもしなやかでトラクションもいいですし、エンジンも下のほうのレスポンスを重用視していて、凄く速いけれど扱いやすい車だと思います。ニュルの荒れた路面ですと、扱いにくくて速い車は乗っていて恐いですからですね」と語った。
実際に同乗試乗してみると、スキール音をたてながらコーナーをクリアしていく時に体に感じる横Gは、顔の肉が横に動いているのを感じるほどで驚いてしまったが、田中選手が言う通り、コース内に一部路面が荒れた部分を高速でクリアするときなどは、意外なほどしなやかであった。