三菱ふそうトラック・バスは、2012年度の環境活動・社会活動をまとめた「環境・社会報告書2013」を発行した。
同社はトラック・バスという公共性の高い製品を製造・販売する企業として、環境保全を経営の最優先課題に取り組んでいるとしている。こうした取り組みについて情報開示することを目的に、毎年「環境・社会報告書」を発行している。
今回は、環境中期行動計画の進捗状況をはじめ、企業ビジョン「FUSO 2015」、新規に営業を開始した環境にやさしいモデル拠点「八女サービスセンター」、および「乗客の安全を考慮し、進化する安全性能~ふそうバスの安全技術~」などを掲載している。
このうち、環境に関する取り組みと進捗状況では、2012年の生産工程におけるCO2総排出量は7万5000トンで、生産量の増加により昨年より増加したが、環境中期行動計画の2012年度低減目標を達成した。