クラシックカーフェスタ…約100台のクラシックカーと50年前のショーカーが競演

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手前からプリンス・スカイラインスポーツ、日野・コンテッサスプリント、トヨタ・パブリカスポーツ
手前からプリンス・スカイラインスポーツ、日野・コンテッサスプリント、トヨタ・パブリカスポーツ 全 16 枚 拡大写真

11月30日、トヨタ博物館主催のクラシックカーフェスタin神宮外苑が、明治神宮外苑聖徳記念絵画館前(東京都新宿区)にて開催された。

毎年、神宮外苑の銀杏が色付く頃に開催されているこのイベントは、今年で7回目を迎えた。

1983年までに生産されたクルマに参加資格があり、今回は1919年のロールスロイス『シルバーゴースト40/50HPアルパインイーグル』から、1983年のトヨタ『スプリンタートレノ』まで約100台が、重要文化財にも指定されている明治神宮外苑成徳帰任絵画館前に集合。

この参加車のほとんどは、銀杏並木を抜け、銀座方面へ約11キロをパレード。観光客や買い物客の注目を浴びていた。

さらに、“50年前のモーターショーとその頃のクルマたち”という企画展が開催された。試作車の、1962年のトヨタ『パブリカスポーツ(復元車)』をはじめ、日産自動車から、1960年のトリノショーに参考出品された日産『スカイラインスポーツ』、日野自動車から、第10回全日本自動車ショー(1963年)に参考出品された、『コンテッサスプリント』が提供された。それら以外に当時話題になった生産車として、日産『ブルーバード』やホンダ『S500』、三菱『コルト1000F』、『クラウンエイト』といった国産勢から、ロータス『エリート』、スチュードベーカー『アヴァンティ』など、個性あふれる車両が展示された。この展示車両は実際にエンジンを始動させたり、走行披露を交えながら、学芸スタッフにより、車両解説が行われ、訪れた人たちの目と耳を楽しませていた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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