独スポーツカーメーカー、ヴィーズマン…破産申請を取り止め

自動車 ビジネス 企業動向
ヴィーズマンGT MF4‐CS(ジュネーブモーターショー13)
ヴィーズマンGT MF4‐CS(ジュネーブモーターショー13) 全 3 枚 拡大写真

BMW製エンジンを積むスポーツカーを生産しているドイツのヴィーズマン(Wiesmann)。破産を申請していた同社が、再生に向けて動き出したことが分かった。

これは11月28日、ヴィーズマンが明らかにしたもの。同社の取締役会は、「破産手続きを却下するよう申請を行った」と公表している。

ヴィーズマンは1988年、ドイツのデュレムに設立。マーチンとフリードヘルムのヴィーズマン兄弟が、量産車とは一線を画すスポーツカーをハンドメイドで生産してきた。

2013年8月、ヴィーズマンは資金繰りの悪化により、ドイツ・ミュンスターの裁判所に破産を申請。しかし今回、この破産手続きを却下するよう申請を行った。同社はその理由について、「破産する理由がなくなったため」とだけ説明している。

なお、ヴィーズマンは、「債権者会議が2013年12月16日へ延期された」と明かしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る