イギリスの最新鋭ミサイル駆逐艦 HMSデアリング、親善のため東京に寄港

船舶 テクノロジー
HMSデアリング、レインボーブリッジ下を通り抜けて東京港へ。
HMSデアリング、レインボーブリッジ下を通り抜けて東京港へ。 全 12 枚 拡大写真

1日午前、イギリス海軍のミサイル駆逐艦「HMSデアリング」が東京港(晴海ふ頭)へ寄港した。デアリングは今春からアジア域内に派遣されていたが、今年は日英の国交が樹立してから400年というメモリアルイヤーということもあり、今回の寄港が実現した。

HMSデアリングは「45型駆逐艦」の一番艦。日米で言うところの「ミニ・イージス艦」に相当する最新鋭のミサイル駆逐艦で、艦橋の上部に装備された「サンプソン多機能型レーダー」を装備している。また、ステルス性を考慮しており、船型自体が平面で構成されているのも特徴となる。HMSは「Her Majesty's Ship(女王陛下の船)」の略。艦名のデアリング(daring)は「大胆」や「斬新」を意味する言葉。

11月に発生したフィリピンでの台風災害の後、救援物資輸送の任務に就いていたが、別の艦船と交代。日本や韓国を親善訪問することになった。

寄港が発表されたのは約1週間前だったが、当日が日曜日ということもあり、晴海ふ頭の客船ターミナルには多くの人たちが集った。一般公開は実施されていないが、ターミナルのデッキからその特異なスタイルを見ることはできた。

3日は午前8時30分に出港。韓国へと向かう予定だ。

《石田真一》

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