いすゞ自動車がかつて、米国市場で発売していたSUV。このSUVが現地において、リコール(回収・無償修理)を行うことが判明した。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「いすゞの米国サービス部門から、『ロデオ』と『アクシオム』の2車種に関するリコールの届け出を受けた」とアナウンスしている。
今回のリコールは、リアサスペンションリンクの下側ブラケットの不具合が原因。NHTSAによると、腐食によってロデオとアクシオムのフレームから、ブラケットが脱落する恐れがあり、運転中の場合、ハンドリングに影響を与え、事故のリスクが増すという。
リコールの対象となるのは、2003-2004年モデルのロデオとアクシオム、2003年モデルの『ロデオスポーツ』。米国で販売されたおよそ8800台が該当する。
いすゞの現地法人では、対象車を保有する顧客に連絡。対策部品が用意できる12月半ばから、リコール作業に着手するとしている。