リコー、全温度範囲±1%精度の車載用ボルテージレギュレータ発売

自動車 ビジネス 企業動向
リコー・車載用ボルテージレギュレータ「R1513S」シリーズ
リコー・車載用ボルテージレギュレータ「R1513S」シリーズ 全 1 枚 拡大写真

リコーは、業界初となる全温度範囲±1%精度を実現した車載用ボルテージレギュレータ「R1513S」シリーズを開発、12月9日から販売を開始する。

新製品は、CMOSプロセス技術を用いた300mA出力可能な36V耐圧の車載用ボルテージレギュレータ。良好な温度特性の基準電圧発生回路、高精度なフィードバック抵抗を搭載することにより、出力電圧精度は±0.8%(Ta=25度)、±1.0%(Ta=-40~125度)と非常に高い精度を実現している。また、出力電圧は、1.2Vの低電圧から取り揃えている。

新製品は、車載機器での搭載が進んでいる様々なセンサーやADコンバータ、プロセッサーへの電源供給を高精度に行うことができ、従来、ボルテージトラッカーなど複数の部品を使用していたところを本製品一つに置き換えることが可能。これにより、カーアクセサリーやコントロールユニットなどに最適な定電圧源として、セットの高精度化やコスト削減に貢献する。

1000個購入時のサンプルサンプル価格は200円/1個。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る