ドイツの自動車大手、ダイムラーは12月4日、ドイツ・ラシュタット工場において、メルセデスベンツ『GLA』の生産を開始した。
メルセデスベンツGLAは2013年9月、フランクフルトモーターショー13でワールドプレミア。新型『Aクラス』や『CLA』と車台を共用する小型のSUVだ。メルセデスベンツの新世代コンパクトとしては、4番目のモデルとなる。
ダイムラーは新型AクラスやGLAの生産準備として、ドイツ・ラシュタット工場に2009年以降、累計およそ12億ユーロ(約1670億円)を投資。工場の設備の増強を図ってきた。
ラシュタット工場では現在、およそ6500名を雇用。『Bクラス』、新型Aクラス、GLAの3車種を組み立てている。メルセデスベンツの新世代コンパクトの販売は好調に推移。2013年はAクラス、Bクラス、CLA合計で、すでに30万台以上を販売した。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「GLAはメルセデスベンツの2020年成長戦略における、次なるマイルストーン」と語っている。