暴走族・旧車會の違法走行...「あらゆる法律を駆使」警視庁

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警視庁「暴走族等総合対策訓練」を見守る井上剛志交通部長
警視庁「暴走族等総合対策訓練」を見守る井上剛志交通部長 全 3 枚 拡大写真

9日の暴走族等対策総合訓練で、交通機動隊員らを前にした警視庁・井上剛志交通部長は、強い口調で訓示した。

「(旧車會や暴走族は)一般交通の安全と都民の平穏な生活を脅かす集団暴走を繰り返している。これらの行為には、あらゆる法令を駆使して、常に強い姿勢で封圧、検挙に臨んでいく必要がある。特に共同危険行為については厳しく対処していく必要がある」

1970年代のナナハンブームで登場したバイクなどの改造車を現代にリバイバルさせた旧車會は、違法パーツによる改造やナンバープレートを隠した公道走行が問題となっている。

また、暴走族の高速道路走行は、特に大晦日深夜の「初日の出暴走」と称した行為が有名だ。蛇行運転やノロノロ走行で通行を麻痺させることが、首都圏を中心に2000年前後に多発。

最盛期と比較すると大規模な活動は目に見えて少なくなったが、その警戒は、今も続いている。

「平穏な年の瀬、新年を過ごしたいと希望する多くの都民、国民の注目を集めることになる。適正な厳しい取締りを行ってもらいたい。また、年末まで一件でも重大交通事故を少なくするべく全力を」と、井上氏は締めくくった。

《中島みなみ》

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