韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は12月10日、ドイツ・フランクフルトにおいて、2014年から参戦を開始するWRC(世界ラリー選手権)のチーム体制を発表した。
ヒュンダイは2012年9月、パリモーターショー12において、WRCへの参戦を発表。その後、2013年3月、ジュネーブモーターショー13で、WRC用競技車両、『i20 WRC』のプロトタイプを初公開。2014年シーズンからのWRC参戦に向けて、準備を進めてきた。
今回、ヒュンダイはドイツ・フランクフルトにおいて、WRCのチーム体制を発表。ヒュンダイモータースポーツが主体となり、チーム名は、「ヒュンダイ・シェル・ワールドラリーチーム」に決定した。
同時に、WRC用競技車両、i20 WRCの正式カラーリングも公開。シルバーを基調に、赤を使ったボディカラーを採用。フロントグリルには、「i20」の巨大な文字。メインスポンサーのシェルのマークも、各部に配される。
ドライバーに関しては、開幕戦のラリー・モンテカルロでは、ティリー・ヌービルとダニ・ソルドの両選手が出走。2戦目以降、ユホ・ハンニネンとクリス・アトキンソンの両選手も、スポット参戦すると、公表されている。