JA共済、小中学生 交通安全ポスター…携帯電話使用禁止を訴えるポスター急増

自動車 社会 行政
小・中学生交通安全ポスターコンクール
小・中学生交通安全ポスターコンクール 全 2 枚 拡大写真

JA共済連は、「小・中学生交通安全ポスターコンクール」応募作品のテーマを集計、小中学生が今、どのような視点で交通安全を捉えているのかを分析した。

JA共済連が主催する「第42回 小・中学生交通安全ポスターコンクール」には、全国から16万1663点の応募があり、各都道府県から選出された優秀作品342点が全国コンクールの審査にあがってきた。同会では、2003年度から全国コンクール審査作品のテーマを集計し、小中学生がどのような視点で交通安全を捉えているのかを分析している。

本年度の全国コンクール審査作品をテーマ別に分類すると、「携帯電話の使用禁止」を訴えるポスターが最も多く、次に「安全運転(思いやり運転)」、「手をあげて渡ろう」のテーマが続いた。

最多となった「携帯電話の使用禁止」をテーマとした作品は、優秀作品342点中41点(構成比12.0%)と前年度の8点(同2.6%)から5倍以上の増加となった。学年別に見ると、同テーマは小学校3年生の作品から登場し、小学校高学年(小4~6)では計18点(同年代での構成比15.7%)、中学生では計20点(同18.2%)と学年とともに増加している。

交通安全ポスターは、例年、小学校高学年 ・中学生を中心に社会全体が抱える交通安全の課題がテーマにとりあげられる傾向にある。電話、メール、ゲーム、SNS、買い物まで、あらゆる場面でスマートフォンが利用される現在、そのマナーに対して、子どもたちから厳しい目が向けられている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る