11月のロシア新車販売、4%減…日産は36%増で5位に上昇

自動車 ビジネス 海外マーケット
日産キャシュカイ(日本名:デュアリス)
日産キャシュカイ(日本名:デュアリス) 全 7 枚 拡大写真

欧州ビジネス評議会(AEB)は12月9日、11月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、23万1982台。前年同月比は4%減と、9か月連続で前年実績を下回った。

ブランド別トップは引き続き、ロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。11月は3万6509台を売り上げたものの、前年同月比は19%減と、9か月連続で前年実績を割り込む。販売の主力は『Granta』で、前年同月比5%減の1万2190台。

2位は、2か月連続でルノー。11月は、前年同月比3%増の1万7721台と、5か月連続のプラス。新型を投入した『ダスター』が、前年同月比12%増の7563台と引き好調。

3位は、2か月連続で韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズ。11月は1万7399台を販売し、前年同月比は16%増と、4か月連続で増加した。コンパクトカーの新型『リオ』が、前年同月比3%増の7038台と、4か月連続で増加。

ヒュンダイモーターは引き続き4位。その販売台数は1万5539台で、前年同月比は6%増と、6か月連続で前年実績を上回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比4%増の9672台と、2か月ぶりに回復した。

日産は10月の8位から、11月は5位に上昇。11月は1万4586台を販売し、前年同月比は36%増と、2か月ぶりの前年実績超え。『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)が、前年同月比58%増の4397台と牽引役を果たす。

6位は、GMのシボレー。その販売台数は1万3576台にとどまり、前年同月比は18%減と12か月連続の前年割れ。SUVの『ニーバ』が16%減の3971台と、7か月連続のマイナス。小型セダンの『クルーズ』も、36%減の3638台と3か月連続で減少。

7位のフォルクスワーゲンは、1万2852台を販売。前年同月比は9%減と、9か月連続で前年実績を下回った。主力の『ポロ』が6239台を売り上げ、前年同月比は5%増と、5か月連続で前年実績を上回る。

8位のトヨタは、1万2093台を販売。前年同月比は13%増と、3か月連続の前年実績超え。『RAV4』が53%増の3181台と、引き続き好調。新型を投入した『カローラ』も、60%増の2992台と大きく伸びている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る