ボーイング、WGS-6のサービス開始で軍の通信をさらに改良

宇宙 企業動向
WGSブロックII通信衛星
WGSブロックII通信衛星 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは12月12日、オーストラリア連邦によって出資された、6番目のボーイング・ワイドバンド・グローバル・サットコム(WGS)通信衛星を米空軍の為に周回軌道へと運び、米軍と同盟国の通信機能を強化したことを発表した。

このプログラムにおける米国以外の最初のパートナーとなったオーストラリアによる宇宙船への資金援助は、オーストラリアの防衛軍にWGSネットワークへの即座のアクセスを提供する。『WGS-6』は8月7日に打ち上げられ、2013年に空軍に納入された2番目のWGS通信衛星である。

「最初の6つのWGS通信衛星は兵士達に情報への迅速で信頼性のあるアクセスを与え、我々は残りのWGS通信衛星にも、同じレベルの品質と価値を提供する献身を続けるだろう」とボーイング宇宙及び情報システムズの副社長兼常務取締役のクレイグ・クーニング氏は語った。

現在、この他にも4つのWGS通信衛星がプログラムのブロックII継続契約の下、エルセガンドにて製造されている。『WGS-8』とそれ以降の機種は、通信衛星の帯域を90パーセント以上増加させるデジタル・チャンネライザーへのアップグレードを含むこととなる。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る