郵船ロジスティクス、モスクワ近郊にある倉庫を移転・拡張

航空 企業動向

郵船ロジスティクスは、ロシア法人ユウセン・ロジスティクス・RUSが2014年1月、モスクワ近郊ポクロフの倉庫を2014年1月に移転すると発表した。

移転に伴って倉庫の面積を約2万4000平方メートルと、既存倉庫の3倍に拡大、同社ロシア最大級の倉庫拠点となる。

モスクワから南に20キロの場所に位置するポクロフは、同社が約8000平方メートルの倉庫を活用して、電気機器関連を中心とした顧客にロジスティクスサービスを提供している。ロシア経済の内需拡大に連動した一般消費財や家電など倉庫需要の高まりを受け、今回、同一敷地内に建設中の新倉庫に移転、拡張する。

新倉庫では、電子電気機器やリテール関連の顧客向けの在庫保管、流通加工、国内配送など、各種ロジスティクスサービスに注力し、これらとロシア国内拠点への輸送サービスを繋げたワンストップサービスを提供する。

郵船ロジスティクスグループのロシアでの展開は、4都市7拠点、倉庫面積は新倉庫により3万平方メートルを越える見込み。航空貨物輸送では、今年9月にサンクトペテルブルクのプルコヴォ空港内に事務所を開設し体制強化を図った。

また、サンクトペテルブルク港、ノボロシスク港、ナホトカ・ボストーチニィー港を起点とした海上貨物輸送も堅調で、特に日系フォワーダーで唯一拠点を持つノボロシスクをハブとした、海上輸送、ロシア内陸へのトラック・鉄道輸送、太平洋との玄関口ナホトカを活用したシベリア鉄道による輸送など、多彩なサービスを展開している。

このほか、現地代理店のネットワークを駆使し、フィンランド、バルト三国、ウクライナなど、ロシア周辺国からのサービス提供も可能。

《レスポンス編集部》

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