WRCは12日、ヒュンダイ・ワールドラリー・チャンピオンシップ・プログラムの指揮官であるマイケル・ナンダン氏が、2014年度WRCシーズンに行われる全てのラリーでの完走を目標とし、そのためには学ぶべきことが多くあるという見解を表明したと伝えた。
ナンダン氏は、彼の新しいチームがラリーモンテカルロでFIAワールドラリーチャンピオンシップに合流した時、多くを学習をしなければならないことを認めているが、同時にデビューシーズンにトップ3フィニッシュを収めることも可能ではないかと見ている。
「1年に満たない期間で我々は最新のWRC仕様の車である『ヒュンダイ i20 WRC』を製造及びテストし、プロのチームと近代的なモータースポーツ施設を創設した。それは大きな達成だが、我々は最初のシーズンに、学ぶべきことがたくさんあることも知っている。我々の2014年度の目標は現実的なものであり、それぞれのラリーを両方の車でフィニッシュし、情報のデータベースと経験を構築することで、将来を予期できるラリーの勝者に開発することである。もし全てのことが上手く運べば、我々はシーズンが進むと共に、表彰台を争えるようになるだろう」とナンダン氏は語った。
ヒュンダイ・シェル・ワールドラリーチームはラリーモンテカルロに2台のi20ワールドラリーカーをエントリーさせ、一台はチームリーダーのティエリー・ヌービル、もう一台はダニ・ソルドが運転することとなる。