政府公用車のプロトン新型 ペルダナ 発表…ベースはホンダ アコード

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ナジブ・ラザク首相は11日、新たな連邦政府公用車となる新型『ペルダナ』を発表した。

国民車メーカーのプロトン・ホールディングスがホンダ『アコード』をベースに開発したもので、排気量2.0リットルと2.4リットルの2バリエーションからなる。

発表されたペルダナは、プロトンの大型ファミリーカー(Dセグメント)開発プログラムの第1期の下、政府の公用車向けとして開発された。向こう2年をかけて約3000台が現在の公用車から切り替えられる。

プロトンのモハマド・カミル・ジャミル社長は、すでにDセグメント開発プログラムの第2期を開始したと発表。ホンダとプラットフォーム開発を進めており、新しい内装と外装になると明らかにした。また向こう18-24カ月以内にマレーシア市場向けに発表すると述べた。同社長はこのほか、2014年内にハイブリッド車の生産、2015年内に電気自動車(EV)の発表を予定していると明らかにした。

政府は、現在公用車となっている『ペルダナ V6』の製造がすでに2011年に中止されていることから、公用車の代替モデルをアコードにすると発表。しかしプロトンがブランドのプレゼンス強化のためペルダナの代替モデル開発を政府に働き掛けたと見られている。

広瀬やよい

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