ボーイング、サウスカロライナの施設に787ドリームライナーのペイント用格納庫を増設

航空 企業動向
ボーイング787ドリームライナー
ボーイング787ドリームライナー 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは12月13日、2014年の後半に新しいペイント施設の建設を、サウスカロライナ州ノースチャールストンに所在するメイン・キャンパスに開始することを発表した。

同社は2016年の中盤に、完全に組み立てられた『787ドリームライナー』の塗装を開始することを予想している。

約23万平方フィート(2万1368平方メートル)の施設は、ボーイング・サウスカロライナ(BSC)で製造された787に対し、顧客のペイントを施す為に使用される。現在BSCで製造された787は全てテキサス州フォートワースに最終塗装の為に飛行し、その後顧客への納入の為にサウスカロライナに飛び戻ることになっている。

「サウスカロライナで航空機を塗装することは、生産の最適な独創力と豊かな製造をサポートするものである。我々は航空機をここサウスカロライナで塗装することにより納入過程をさらに効率化し、我々の顧客にさらなる価値と便利さを作り出すこととなる」とボーイング・サウスカロライナの副社長兼常務取締役であるジャック・ジョーンズ氏は語った。

ボーイングはまた、サウスカロライナ州ノースチャールストンに所在する、合計468エーカー(189ヘクタール)の土地に対する交渉権を、サウスカロライナのディビジョンであるパルメット鉄道との長期間リースを通して獲得し、サウスカロライナでの可能性のある成長を保護することとなる。

《河村兵衛》

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