【シトロエン DS3 カブリオ 試乗】エレガント&クール、MT仕様で好奇心も掻き立てる…岩貞るみこ

試乗記 輸入車
シトロエン DS3 カブリオ
シトロエン DS3 カブリオ 全 8 枚 拡大写真

小さいクルマのポジションは微妙だ。ここ10年、飛躍的にこのカテゴリーのイメージは向上したとはいえ、相変わらずある種の呪縛がつきまとう。

【画像全8枚】

だけど、このクルマはどうだ。エレガントでクールで、小さいからこそ魅せられる粋の世界。ただでさえ一目置かれる存在の『DS3』の屋根を布に仕立てて開けちゃおうって、それも、乗れるものなら乗ってみろのMT仕様って、好奇心が掻き立てられることこの上ない。

コンサバな日本人が住む、雨の多い国、日本。オープンカーに乗るには、ちょっと勇気が必要だ。でも、窓枠を残し、屋根~リアウィンドーの上端までが開くキャンバストップなら話は別。さりげなく自己主張、さりげなくお洒落なのである。嬉しいのは、時速120kmでも開閉が可能なところ。そうそう、あるある。うわあ、気持ちいい~と高速道路でオープンにして走り始めたはいいけれど、高速道路はある一定方向に一直線。顔に直射日光が当たり続けて、ぎゃー!となることが。そんなときでも、走りながら閉めることができるのは、すごく助かるのである。

インテリアはシックで質感があり、満足度が高い。エクステリアはシルバーパーツが大胆にあしらわれているのに、オモチャ臭さがまったくない。個人的には明るい色のクルマが好みだが、『DS3 カブリオ』に関して言えば、このシルバーパーツが引き立つ黒が超シック。ついでに、このボディカラーの黒のみが、グレーのキャンバスに「DS」の文字が織り込まれていて、ひたすら洒落ているのもお勧めである。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/エッセイスト
女性誌や一般誌を中心に活動。イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に精力的に取材中するほか、最近はノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。JAF理事。チャイルドシート指導員。国土交通省 安全基準検討会検討員他、委員を兼任

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

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