ホンダ系部品メーカーの丸順とベステックスキョーエイが経営統合で合意

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丸順は、ベステックスキョーエイと2014年10月1日付けで経営統合することで合意したと発表した。

丸順は、自動車部品の製造・販売を行っており、ハイテン加工技術を駆使した高強度で軽量な自動車骨格部品の製造が得意で、金型・治検具などの生産設備製造事業を展開している。

ベステックスキョーエイは、三重県四日市市を中心に自動車部品の製造しており、鉄パイプ、ステンレスパイプ、アルミパイプを主な材料として、製造工程のノウハウや特殊技術を活かした部品製造が得意。三重県以外にも、埼玉県に拠点を持つなど、生産能力の拡大展開にも積極的に取組んでいる。

今回、同じホンダ系部品メーカーの両社は、対等の精神の下で合併し、両社の保有する経営資源を相互補完的に最大限有効活用し、生産・製造技術の強化、グローバルでの強固な経営基盤確立による高い成長を通じて、世界的競争力を持つ自動車部品メーカーとなることを目指す。

丸順とベステックスキョーエイはこれまで、丸順の子会社である中国の広州丸順汽車配件、武漢丸順汽車配件、米国のインディアナ・マルジュンに、ベステックスキョーエイがそれぞれ10%資本参加しており、またベステックスキョーエイのインド子会社であるベステックス・MM・インディアに、丸順は3.7%資本参加、それぞれの拠点で両社のメイン商品群を生産するなど、顧客の需要に対応してきた。

両社は、経営統合することで戦略的重点領域に経営資源を集中配分し、事業基盤を強化する。

丸順が存続会社となり、ベステックスキョーエイを吸収合併する。今後、統合新会社の社名など、合併に向けて詳細を詰めていく。

《レスポンス編集部》

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